【2月9日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)のMFティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が、新たに筋肉系のけがをしたと複数メディアが8日に報じた。

 股関節とハムストリングの負傷で昨年4月から離脱していたティアゴは、4日に行われたアーセナル(Arsenal)戦の85分から途中出場し復帰を果たしたが、試合後に筋肉の違和感を訴え、再び戦列を離れるとされている。

 リバプールとの契約は今シーズン限りとなっており、コンディションの問題を考慮するとクラブでの将来は疑問視されている。

 ティアゴの離脱は、現在2位と2ポイント差のリーグ首位に立つチームにとっても痛手となる。リバプールは25日にチェルシー(Chelsea)とのフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2023-24)決勝を控えているほか、FAカップ(FA Cup 2023-24)とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)でも勝ち残っている。

 チームはすでにハンガリー代表MFドミニク・ショボスライ(Dominik Szoboszlai)がハムストリングのけがで10日のバーンリーFC(Burnley FC)戦を欠場することになっているが、アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)から復帰した日本代表の遠藤航(Wataru Endo)が中盤の穴埋めとして出場可能となっている。

 エジプト代表のFWモハメド・サラー(Mohamed Salah)は、先月のアフリカネーションズカップ(Africa Cup of Nations 2023)期間中に痛めたハムストリングが治っておらず、依然として離脱している。(c)AFP