【2月8日 AFP】米大リーグ(MLB)のトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)に所属するブラディミール・ゲレーロJr.(Vladimir Guerrero Jr.)一塁手の年俸調停が7日に行われ、同選手が2024年シーズンに1990万ドル(約29億4500万円)を受け取ることになった。

 球団側は1805万ドル(約26億7000万円)を提示していたが、調停委員3人はブルージェイズの主砲であるゲレーロの要求を認めた。

 2023年シーズンよりも540万ドル(約8億円)上がった年俸1990万ドルは、年俸調停で勝ち取られた額としては史上最高となった。これまでの最高額は、昨年シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)のテオスカー・ヘルナンデス(Teoscar Hernandez)外野手が勝ち取った1400万ドル(約20億7000万円)だった。

 ゲレーロは2021年シーズン、打率.311、48本塁打を記録してア・リーグの最優秀選手(MVP)賞を受賞した。

 また、打率.264、26本塁打、94打点の数字を残した昨季は、オールスターゲーム2023(93rd MLB All-Star Game)の本塁打競争で父のブラディミール・ゲレーロ(Vladimir Guerrero)に続く優勝を果たしている。(c)AFP