【2月8日 AFP】英国のウィリアム皇太子(Prince William、41)は7日、3週間ぶりに公務に復帰した。

 ウィリアム皇太子は、先月16日に腹部の手術を受けた妻のキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales、42)に付き添い、また3人の子どもの世話をするために公務から離れていた。

 しかし、キャサリン皇太子妃と同時期に入院した父親のチャールズ国王(King Charles III、75)が5日、がんであると公表したため公務に復帰をせざるを得なかったとみられる。

 国王が治療を受ける間、ウィリアム皇太子は、国王の妹のアン王女(Princess Anne)と妻のカミラ王妃(Queen Camilla)と共にいくつかの公務を代行する。

 ウィリアム皇太子は7日、ウィンザー城(Windsor Castle)で市民のコミュニティーワークやその他の善行を表彰する式典を主催。その後、ロンドン航空救急チャリティー(London’s Air Ambulance Charity)のファンドレイジングディナーに出席した。

 ディナー会場に到着したウィリアム皇太子は記者団に対し「(妻と父への)温かいメッセージに感謝します」と述べた。

 一方、国王と短時間面会したヘンリー王子(Prince Harry)は同日、米国に戻るためヒースロー空港(Heathrow Airport)へと向かった。英国滞在24時間でのとんぼ返りとなった。(c)AFP