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【ローマ2024年2月7日ANSA=共同通信JBN】

「われわれが2025年大阪・関西万博を重要視していることの証し」と同首相

イタリアのジョルジャ・メローニ(Premier Giorgia Meloni)首相は、主要7カ国(G7)議長国の引き継ぎのため、東京で日本の岸田文雄首相と2国間会談を行い、その際、2025年に大阪で開催される次回万国博覧会が議題の1つに取り上げられました。

イタリア・コミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使も同席した会談で岸田首相は、イタリアが日本企業との密接な協力により他の参加国に数カ月先立つ12月19日に、万博会場で自国のパビリオンの起工式を行った最初の国になったことを強調しました。

メローニ首相は、この取り組みはチームワークと絶大な自信によるアプローチによって特徴づけられ、これは2025年大阪・関西万博とその目標に関する肯定的なメッセージを送るのに寄与し、また首相が2023年1月に立ち上げたイタリアと日本の戦略的パートナーシップに沿ったものだと述べました。

メローニ首相は共同記者会見で「この道は2025年大阪・関西万博へとつながっています。これは、イタリアが、いまわれわれが経験している友情と協力の精神の水準に至るまで、貢献しようと考えているイベントです。私は自国のパビリオンの建設を始めた最初の国であることを非常に誇りに思っています。これはわれわれがこのイベントを重要視していることを示しています」と強調しました。

イタリアと日本の貿易額は現在、150億ユーロに達し、イタリアと日本の企業グループの活動によって支えられています。航空宇宙、人工知能(AI)、ハイテクは、イタリアと日本の間での開発という点から最大の関心を持たれる分野の一部であり、こうした課題はイタリアの2025年大阪・関西万博への参加の中心に位置し、われわれの国のイノベーティブなイメージを表しています。

バッターニ大使はイタリアに経済関心を有する最も重要な日本企業の一部のトップとともにメローニ首相と会談した後で、「首相が2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催される次の万博に言及したことは、イタリア政府がこのイベントへの参加に寄せている重要さを示しています。これはわれわれの『国の制度』がアジア太平洋地域でより良く知られるチャンスをもたらす世界規模のショーケースとなるでしょう。協定を発展させ、投資を誘致する素晴らしい機会です」と述べました。

コミッショナージェネラルが高等教育・研究省のCRUI – COPER – AFAMと調印した、枠組み協定はこの戦略の一環であり、2025年大阪・関西万博のテーマに関する活動やプロジェクト、プログラムの創出を通じ、芸術と科学の両分野にわたり、国際的な水準でイタリアの大学や研究機関の優秀さを促することを探求しています。

ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka