【2月5日 AFP】南米チリで発生した森林火災による死者は4日、少なくとも99人となった。ガブリエル・ボリッチ(Gabriel Boric)大統領は、死者数はさらに増える恐れがあるとしている。

 チリ国家防災対策庁(SENAPRED)によると、中・南部の焼失面積は4日時点で2万6000ヘクタール近くに達した。

 ボリッチ氏は非常事態を宣言。消防ヘリと航空機31機が出動し、消防士約1400人のほか、兵士とボランティア合わせて1300人が消火活動に当たっている。(c)AFP