【2月3日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2024)は2日、中国・上海で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、千葉百音(Mone Chiba)がFS143.88点、合計214.98点でともに自己ベストを記録し、自身初の主要大会優勝を果たした。

 ショートプログラム(SP)でも自己新をマークして首位に立っていた18歳の千葉は、FSでも終始余裕のあるパフォーマンスを披露。7本の3回転ジャンプを成功させ、演技後にはガッツポーズを見せた。「きょうは枯れた声が出るくらい緊張していた」と明かしたが、2位以下に大差をつけての優勝。「目の前のジャンプに集中し、一本一本跳ぶことができてよかった」と振り返った。

 渡辺倫果(Rinka Watanabe)が難度の高いトリプルアクセルを決めるなどしてFS2位に入り、合計202.17点で3位に食い込んだ。韓国の金彩然(Kim Chae-yeon)が合計204.68点で2位。三原舞依(Mai Mihara)は合計184.07点で7位だった。

 同日に行われたアイスダンス・リズムダンス(RD)では、カナダのパイパー・ギレス(Piper Gilles)/ポール・ポワリエ(Paul Poirier)組が85.49点で首位発進した。(c)AFP/Rebecca BAILEY