【2月2日 AFP】マレーシア北部ペラ(Perak)州で1日、施設に収容されていたミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)難民が暴動を起こし、100人以上が逃げ出した。地元警察が2日、明らかにした。

 地元の警察署長はAFPに対し、脱走したのはロヒンギャ難民115人と他16人で、全員男性だと話した。関係機関と協力し、捜索を進めている。また、高速道路を逃げていた男性1人が夜間に車にはねられ死亡したという。

 暴動と逃走の理由については調査中だとしている。

 マレーシアには10万人以上のロヒンギャ難民がおり、建設現場などで低賃金で違法に働いている。(c)AFP