【1月30日 AFP】男子テニスのパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters)の会場が、2025年にベルシー・アリーナ(Bercy Arena)からラ・デファンス・アリーナ(La Defense Arena)に変更されることが決まった。契約期間は10年。フランステニス連盟(FFT)が29日に発表した。

 ラ・デファンス・アリーナは2017年に開業したパリ西部の屋内アリーナで、仏ラグビー・トップ14のラシン92(Racing 92)の本拠地でもある。

 同会場にはテニスコート5面が収まり、収容人数はベルシー・アリーナの1万6800人から大幅増の2万3000人となる。今回の会場変更は、男子プロテニス協会(ATP)が大規模な大会向けに定める条件を満たすことが目的となっている。

 シーズン終盤に開催されるパリ・マスターズは、男子ツアーに九つあるマスターズ1000(ATP Masters 1000)の大会の一つで、1986年からベルシー・アリーナで行われている。また、マスターズ1000の屋内大会はパリ・マスターズのみとなっている。(c)AFP