【1月30日 AFP】前立腺手術を受けた英国のチャールズ国王(King Charles III、75)と、腹部の手術を受けていたキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales、42)が29日、共に退院した。

 キャサリン妃がいつ退院したのかは不明だが、ケンジントン宮殿(Kensington Palace)は、術後の経過は良好で、数か月は療養する見通しだと発表した。

 その数時間後、チャールズ国王がロンドン中心部にある病院の外にカミラ王妃(Queen Consort Camilla、76)と共に姿を現し、集まっていた人々に手を振った後、待機していた車に乗り込んだ。国王はキャサリン妃と同じ病院に入院していた。

 ケンジントン宮殿によると、ウィリアム皇太子(Prince William)とキャサリン妃は、病院のスタッフと、「世界中から寄せられたお見舞いのメッセージ」に感謝の念を表した。

 宮殿は、キャサリン妃はがんではないと強調しているが、詳細については明らかにしていない。

 チャールズ国王は、良性の前立腺肥大の治療を受けるため26日に入院していた。

 退院に際して王室は、「国王は、医療チームと自身の入院をサポートしてくれたすべての人々と、温かいメッセージに感謝している」との声明を発表した。(c)AFP