【1月25日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するアルファタウリ(AlphaTauri)は24日、今季からチーム名を「ビザ・キャッシュアップRB(Visa Cash App RB)」に変更すると発表した。

 イタリア北部のファエンツァ(Faenza)を拠点とするレッドブル(Red Bull)の姉妹チームは、2006~19年にかけてレッドブルのイタリア語訳にあたるトロ・ロッソ(Toro Rosso)として活動し、そのチームを引き継いで2020年からはアルファタウリとして参戦していた。エナジードリンクメーカーのレッドブルによる買収前は、ミナルディ(Minardi)としてレースに参加している。

 米クレジットカード大手のビザ(Visa)はこれで、レッドブルが保有する両チームのグローバルパートナーとなっている。

 今季F1でのチーム名改称は、「ステークF1チーム・キック・ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)」に変更されたアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)に次いで2チーム目となっている。

 ビザ・キャッシュアップRBは、3月に行われる開幕戦のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2024)でデビューを飾る。昨季のアルファタウリはコンストラクターズ争いで10チーム中8位に終わっており、角田裕毅(Yuki Tsunoda)とダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)の両ドライバーは、成績向上を目指している。

 ビザ・キャッシュアップRBは2月8日に米ラスベガス(Las Vegas)で新カラーリングのマシンをお披露目する予定となっている。(c)AFP