【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は24日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-6(7-4)、2-6、6-3、5-7、6-4で第9シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に競り勝ち、準決勝に進出した。

 四大大会(グランドスラム)通算2勝目に一歩前進したメドベージェフは、準決勝で第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)の勝者と対戦する。

 これでメドベージェフはグランドスラム通算8度目の4強入り。全豪オープンでは2021年から2年連続で決勝に進出したが、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)にそれぞれ敗れ、これまで獲得したグランドスラムタイトルは2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)のみとなっている。

 酷暑の中での4時間近い激闘を制し、ビッグサーバーのホルカシュを下したメドベージェフは試合後「もう本当にぐったりしている」と疲れをあらわにしつつ、「何とか勝ててうれしい」と喜んだ。(c)AFP