【1月24日 AFP】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が所属するサウジアラビア1部リーグのアル・ナスル(Al Nassr)が24日と28日に中国で予定していた親善試合2試合の延期が、23日に決まった。主催者によれば、ロナウドに「健康」の問題があることが延期の理由だという。

 ロナウドは同日行われた会見で「きょうは私にとって悲しい日だ」と述べ、中国のファンに謝罪。「サッカーでは自分ではコントロールできないことがある」とした上で、「残念ながら少し問題を抱えている」と説明した。

 さらに、中国について「第2のホームのように感じている」と語り、「(試合を)キャンセルはしていない。皆さまの国に戻って来たいと思っている」と延期であることを強調した。

 主催者の広報は、ロナウドの「健康上の理由」で親善試合が急きょ延期になったと説明しつつ、詳細については明かさなかった。

 予定されていた親善試合は中国で大きな注目を集め、今月発売されたチケットは即完売していた。延期の発表から数時間後には、ロナウドの謝罪に関するハッシュタグが中国系SNSの微博(ウェイボー)でトレンドのトップになり、閲覧数は1900万回を記録した。(c)AFP