【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は23日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6(7-3)、4-6、6-2、6-3で第12シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、11度目の準決勝進出を果たした。

 序盤は酷暑に苦しめられたが、厳しいコンディションも乗り越え3時間45分の末に勝利し、第4シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)との準決勝に駒を進めた。

 ジョコビッチは試合後、「まだ太陽が出ていて非常に暑かった。身体的にも精神的にもとても過酷だった」と振り返り、奮闘を見せた対戦相手のフリッツについて「きょうと今大会を通じての素晴らしいパフォーマンスに大きな拍手を送りたい」とたたえた。

 これで新型コロナウイルスワクチン未接種のため欠場した2022年大会を除き、2018年から続く全豪オープンにおける連勝は33に伸びた。準決勝まで勝ち残った全豪では過去負けなしの中、女子のマーガレット・コート(Margaret Court)を抜いて男女通じて歴代単独最多の四大大会(グランドスラム)通算25勝目まであと2勝となった。(c)AFP