【1月23日 AFP】ベトナムの旧正月「テト(Tet)」を前に、今年も「線香村」で鮮やかな色の線香作りが大詰めを迎えている。

「線香村」として知られるのは、首都ハノイ郊外のクアンフーカウ(Quang Phu Cau)村。旧正月に寺院や廟(びょう)で使われる線香作りで毎年1月が最も忙しくなる。

 竹を削り細い芯材を作り、さまざまな色に染めて乾燥させ、香料を付ける線香作りは100年以上の歴史がある。

 線香はピンク色が伝統だが、今では黄、青、緑などさまざまな色が作られている。写真スポットとして人気で、大勢の観光客が詰め掛けている。(c)AFP