【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は22日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)はヌーノ・ボルジェス(Nuno Borges、ポルトガル)の抵抗を振り切って6-3、7-6(7-4)、5-7、6-1で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

 全豪で2度準優勝しているメドベージェフは、世界ランク69位のボルジェスの精神的な強さにてこずったものの、3時間を超える戦いを制した。

 これまでのボルジェスは、男子の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)以外ではツアーレベルの大会で連勝を記録したことがなく、最終的にはその経験値が露呈。メドベージェフの34本に対して66本を記録したアンフォーストエラーの数が響いた。それでもポルトガル勢として初となる全豪2週目でのプレーは、見事な成果となった。

 メドベージェフは次戦で、第9シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と対戦する。

 ビッグサーバーのホルカシュは、ワイルドカード(主催者推薦)のアルトゥール・カゾー(Arthur Cazaux、フランス)を7-6(8-6)、7-6(7-3)、6-4で退け、自身初の全豪8強入りを果たした。(c)AFP