【1月21日 AFP】23NFLは20日、プレーオフのカンファレンス準決勝が行われ、ナショナル・カンファレンス(NFC)ではサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)が24-21でグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)を逆転で下し、3シーズン連続でカンファレンス決勝に進出した。

 トップシードのフォーティナイナーズは敗戦が近づき始めていた終盤、QBブロック・パーディ(Brock Purdy)を中心とした69ヤードのドライブを成功させ、最後は残り約1分でクリスチャン・マキャフリー(Christian McCaffrey)が逆転のタッチダウンを決めた。

 一方、1回戦で上位シードのダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)を破って勝ち上がってきたパッカーズは、最終クオーターにKアンダース・カールセン(Anders Carlsen)が41ヤードのフィールドゴールを外すと、最後の攻撃ではQBジョーダン・ラブ(Jordan Love)のパスがインターセプトされて敗戦。この二つの致命的なミスが悔やまれる結果となった。

 フォーティナイナーズは28日のカンファレンス決勝で、デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)かタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)の勝者をホームに迎える。

 アメリカン・カンファレンス(AFC)準決勝では、ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)が34-10でヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)にホームで快勝。QBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)がパスとランでそれぞれ2本のタッチダウンを決め、スーパーボウルへあと1勝に迫った。

 トップシードのレイヴンズは、次週のAFC決勝で21日のカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)対バッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)戦の勝者と対戦する。(c)AFP