【1月21日 AFP】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ、Choe Son Hui)外相は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が「早い時期」に訪朝したい考えを示したのに対し、「歓迎」の意を伝えた。朝鮮中央通信(KCNA)が21日、報じた。

 崔外相は先週、モスクワを訪問し、プーチン大統領やセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相と会談。KCNAは崔氏の側近事務所の声明として、崔氏はプーチン氏に対し、「(北朝鮮)政府はプーチン大統領の平壌訪問を温かく迎え、人民の最も親しい友人を誠意を込めて歓迎する用意がある」と述べたことを報じた。

 プーチン氏も「北朝鮮を早い時期に訪問したい」と表明。また、「ウクライナでの特別軍事作戦をめぐるロシア政府・国民の立場に全面的な支援と連帯を示してくれていることへの深い謝意」を示したという。

 ロシアと北朝鮮は最近、関係を強めており、昨年9月には金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記がロシア極東を訪れ、プーチン氏と会談している。(c)AFP