【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は疲労があった中でフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を6-3、6-4、6-3のストレートで退け、ベスト16入りを果たした。

 ゾーンに入っていたメドベージェフは、オジェ・アリアシムとの直接対決7連勝を収め、第13シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を破ったヌーノ・ボルジェス(Nuno Borges、ポルトガル)との4回戦に駒を進めた。

 2回戦ではエミル・ルースブオリ(Emil Ruusuvuori、フィンランド)相手に2セットダウンから逆転勝利を飾り、翌日の午前3時40分までもつれこんだ激戦を制していたが、そのときとは打って変わった快勝だった。

 2021年と2022年に決勝進出を果たしているメドベージェフは、早朝までの試合は体へのダメージが大きく、ベッドに入れたのは朝7時だったと明かし、「特に前の試合はタフだった」と話した。

「走ったときにきついと感じたから、常に厳しいショットを打ち込んで、自分が走らなくて済むように心がけた。最後の第3セットは特にそうで、うまくいいショットが何本か打てたし、自分のプレーに満足している」

 また、第19シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)は6-4、6-7 (7-9)、6-4、6-3で第11シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)を下し、4回戦で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)との対戦が決定。第9シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)もウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)を3-6、6-1、7-6 (7-4)、6-3で退け、勝ち上がりを決めている。 (c)AFP