【1月18日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に所属するジョシュ・ギディー(Josh Giddey)が、未成年の少女と不適切な関係を持ったとされる疑いで捜査を受けたものの、起訴には至らなかった。17日、米カリフォルニア州ニューポートビーチ(Newport Beach)警察が発表した。

 当局は発表の中で、「ジョシュ・ギディー氏に関するソーシャルメディア上で広まった情報の捜査を終えた。捜査官は入手可能な情報すべてを調べたが、ギディー氏に関連するいかなる犯罪行為も裏付けできなかった」とした。

 匿名のソーシャルメディアユーザーが後に削除された投稿の中で、ギディーと一緒にビデオや写真に写っていた少女が当時高校3年生だったと記したことを受け、地元警察は昨年11月に捜査を開始していた。NBA側はこの問題ついて調査を始めていたが、警察の捜査が終わるまでこれを保留していた。

 ギディーはこの件についてコメントを残しておらず、サンダーのマーク・デイグノート(Mark Daigneault)ヘッドコーチ(HC)も「個人の問題」とするにとどまっていた。

 2021年にドラフト全体6位指名でサンダーに入団した21歳のギディーは、今季1試合平均11.8得点、6.1リバウンド、4.8アシストを記録しているが、疑惑の表面化以降は敵地でのゲームでやじを受けている。(c)AFP