【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は17日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第7シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は4‐6、7‐6(8‐6)、6‐2、7‐6(7‐4)でジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)を下し、3回戦に駒を進めた。

 昨年大会で準優勝だったチチパスは、地元期待のトンプソンに大きな声援が送られる中で苦戦。過酷な3時間36分の試合を終えると「今夜の試合で押し寄せたアドレナリンはとんでもなかった」と振り返った。

「こういう試合をするために生きている。今日は激しかった。試合中、僕らは二人とも自分たちのテニスの最高地点に到達した。すべてをやり遂げたと実感できる事実で、今はとても満足している」

 第1セットを奪われた後、逆転して迎えた第4セットでチチパスは2度のマッチポイントをふいにした。観客の大声援を受ける中、13分続いた第12ゲームでは4度のセットポイントをしのいだチチパスは、再び迎えたタイブレークでサーブがはまり、勝ち上がりを決めた。3回戦ではリュカ・ヴァン・アッシュ(Luca Van Assche、フランス)と対戦する。(c)AFP