【1月17日 AFP】米ニューヨーク市で16日、約700日ぶりに積雪が確認され、無積雪日数の観測史上最長記録が途切れた。

 米国立気象局(NWS)は、午前0時以降にセントラルパーク(Central Park)の公式測定地点で「701日ぶりに1インチ(約.2.5センチ)の積雪が確認された」とX(旧ツイッター)に投稿。

 15日に冬の嵐が始まってから計1.4インチ(約3.5センチ)の積雪が記録されたとし、「(無積雪日数の)連続記録が途切れた!」と宣言した。

 ブルックリン(Brooklyn)などの地区では、歩道で雪かきが行われた。北郊では、一部の学校が休校になり、公共交通機関にも若干の遅れが出た。

 前回、同市で積雪が確認されたのは2022年初頭。

 ニューヨーク州の他の地域では降雪は珍しくなく、2022年のクリスマスには、北部と西部で1メートル以上の積雪があり、冬の嵐の影響で数十人が死亡した。

 米国の降雪の量や頻度は他の国と同じく気候変動の影響を受け、予測も困難になっている。(c)AFP