【1月22日 Xinhua News】高山や谷間の里など僻地に手紙や小包を届ける郵便配達員がいる。中国湖南省常徳市桃源県夷望渓鎮の50歳の配達員は、30年間で、地球10周に相当する約40万キロメートルもの距離を走った。時には、手ずからオールを握り渡川することも。高齢者の買い物を代行するなど生活を支え、「真心」配達を信条としている。

 また、中国安徽省黄山市には徒歩でしか配達できない場所がある。1990年代生まれの若い配達員は、毎日10キロ以上の郵便物を担ぎ、平均標高1300メートル、1万2000段の階段のある道中12キロメートルを歩き、33か所の配達先に向かう。一昨年には、その献身に報い褒章が贈られた。(c)Xinhua News/AFPBB News