【1月12日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2024)は11日、リトアニア・カウナス(Kaunas)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2023)銅メダリストのルナ・ヘンドリックス(Loena Hendrickx、ベルギー)が74.66点で首位発進した。

 優勝候補として臨んだ昨年大会でまさかの2位に終わっていたヘンドリックスは、その雪辱に向けて余裕のリードを築き、演技後には「かなりの高得点で驚いている」とコメントした。同胞のニナ・ピンザローネ(Nina Pinzarrone)が69.70点で2位、前回女王のアナスタシヤ・グバノワ(Anastasiia Gubanova、ジョージア)が68.96点で3位につけた。

 ペア・フリースケーティング(FS)では、イタリアのルクレツィア・ベッカーリ(Lucrezia Beccari)/マッテオ・グアリーゼ(Matteo Guarise)組が、SP3位から合計199.19点の逆転で金メダルを獲得。SPで圧巻の演技を披露していたジョージアのアナスタシア・メテルキナ(Anastasiia Metelkina)/ルカ・ベルラバ(Luka Berulava)組は合計196.14点で銀メダルに終わり、イタリアのレベッカ・ギラルディ(Rebecca Ghilardi)/フィリッポ・アンブロジーニ(Filippo Ambrosini)組が合計195.68点で銅メダルを手にした。(c)AFP