【1月11日 AFP】イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2023-24)は10日、準決勝第1戦が行われ、リバプール(Liverpool FC)はフラム(Fulham)から2-1で逆転勝利を収めた。

 リーグカップ準決勝に初めて進出したフラムは、敵地アンフィールド(Anfield)で19分にウィリアン(Willian Borges da Silva)のゴールで先制。しかし、リバプールは68分にカーティス・ジョーンズ(Curtis Jones)、71分にコーディ・ガクポ(Cody Gakpo)と3分間で2ゴールを奪ってまたも逆転勝ちを飾り、24日にクレイヴン・コテージ(Craven Cottage)で行われる第2戦に向けてアドバンテージを手にした。

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督率いるリバプールは今季14度先行を許しながらも、そのうち7試合で勝利を収め、敗戦をわずか3に抑えている。

 ガクポは「このチーム、このクラブ、この街のメンタリティーだ。何が起きようとも進み続ける。それを今日も披露できた。そういったメンタリティーを手にすれば、美しい出来事がたくさん訪れる」と語った。

 最多9度の大会制覇を誇るリバプールは、ミドルスブラ(Middlesbrough FC)とチェルシー(Chelsea)の勝者と対戦するウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)での決勝進出に向けて優勢とみられているが、フラムは第2戦でホームアドバンテージを得られる希望を持っている。(c)AFP