【01月11日 KOREA WAVE】
BTS=ツイッターキャプチャー(c)NEWSIS
BTS=ツイッターキャプチャー(c)NEWSIS

韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所HYBE(ハイブ)が、軍服務中のメンバーの肖像や名前などを営利活動に無断使用しているとして国軍慰問手紙アプリ「ザ・キャンプ」の運営会社インエイブルダオンソフトに警告状を送った。パブリシティ権の侵害だとして法的措置も含めて検討している。

NEWSISによると、ハイブは警告書で「BTSメンバーの肖像や氏名などをアーティストやハイブ傘下レーベルのビッグヒットミュージックの許諾なしに無断使用している」とし、即刻やめるよう要求している。

ザ・キャンプはモバイルアプリとインターネットサイトを通じて家族や知人が入隊した訓練兵に慰問の手紙を送れるサービス。アプリの立ち上げ後、運営会社が陸軍と業務協約を締結し、陸軍公認のコミュニケーションサービスとして定着した。

HYBEはザ・キャンプの「推薦スター軍人」サービスとアーティストの軍生活関連情報提供サービス、アーティストのファンのためのコミュニティサービスでBTSの肖像や氏名が多数使われていることを確認した。

また、ザ・キャンプは「Official(オフィシャル=公式)」を標ぼうしてBTSメンバーの個別コミュニティを開設・運営している。BTSの公式ファンコミュニティの運営権は事務所が有しており、HYBEは運営権の侵害に当たると判断した。

ザ・キャンプはインターネットモールで5万6000ウォン(約6160円)もする人形に着脱可能なメンバーの実名の将兵名札を販売している。事務所はアーティスト名も著作権の一部だとの立場だ。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News