日本列島を揺るがした地震…神経を尖らせる韓国政府

【01月11日 KOREA WAVE】能登半島地震が上部の海底にまで拡大する場合、韓国も影響を受ける可能性がある――こんな分析が出て、日本で起きた地震に韓国政府も神経を尖らせている。

韓国地質資源研究院のチョ・チャンス地震研究センター長は5日の段階で「地震推移を見た時、今後、韓国に大きな影響はないだろう」としながらも「地震地域の上部で海底地震が現れた場合、韓国にも影響を及ぼしかねない」と指摘した。

地質資源研究院によると、能登半島地震は断層が45～50度傾き、M7.6の強震が発生した。この地域は歴史的に強震が多数発生してきた。

チョ・チャンス氏は「この地域で強震が起きる前にさまざまな予兆があった。今後余震が大きくなければ現在の断層で止まるだろうが、さらに大きくなれば他の断層に影響を与え、地震を誘発することもありうる」と述べた。

地震の上部地域はアムールプレートとオホーツクプレートの境界であるため、境界面で地震が起きた場合、韓国にも甚大な被害が予想される。韓国もこの地域と周辺地震のモニタリングが必要となる。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News