日の丸を連想させるような、誤った太極旗の模様を放送したフランスのニュースチャンネルLCI報道画面=LCI報道画面キャプチャー(c)NEWSIS
日の丸を連想させるような、誤った太極旗の模様を放送したフランスのニュースチャンネルLCI報道画面=LCI報道画面キャプチャー(c)NEWSIS

【01月11日 KOREA WAVE】韓国・誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が、日の丸を連想させる太極旗の模様を放送したとしてフランスのニュースチャンネルLCIに謝罪を要求した。LCIは昨年12月31日、赤い円が描かれた太極旗グラフィックを流し、一部で「赤い円が日の丸を連想させる」と非難されていた。

LCIが報じたのは、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が出席した党中央委員会総会のニュース。その際、朝鮮半島問題に言及し、画面に韓国と北朝鮮の国旗を映し出した。しかし、本来は上部が赤で下部が青いはずの太極旗の中心の円が赤く塗りつぶされていた。

これを受けて、韓国のネットユーザーたちは「このミスが何を連想させるかわかっているのか」「太極旗に赤い丸だなんて恐ろしい」と批判。海外のネットユーザーも「外交的に無礼だ」と同調していた。

ソ教授は3日、自身のフェイスブックに「一国の顔である国旗を誤って報道したことに対し、放送局にすぐ訂正するよう抗議メールを送った」と明らかにした。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News