【1月14日 CGTN Japanese】中国が独自で開発した大気環境モニタリング衛星がこのほど、軌道上での試験を順調に終えました。同衛星は中国の大気汚染防止、カーボンニュートラルとカーボンピークアウトの目標にリモートセンシングデータによる支援を提供できます。

 同衛星は世界初のアクティブレーザーレーダーを搭載してCO2の探査を行う衛星で、2022年4月16日に打ち上げられました。アクティブレーザー、ハイパースペクトル、マルチスペクトル、高精度偏光方式などの多様な手段を駆使して、大気中の微小粒子状物質、汚染ガス、温室効果ガス、雲とエーロゾル及び地表や水域などの環境要素に対して広範囲、連続、動態的かつ24時間を通しての総合モニタリングを行うことができます。軌道上試験の結果、衛星は良好な状態にあり、各システムの機能は正常で、総合指標は開発の要件を満たし、業界の中核業務に応用できる能力を備えていることが確認されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News