【1月8日 AFP】ケニア西部カカメガ(Kakamega)郡の競技場で1日、牛と牛が競う伝統の闘牛大会が開催された。

 闘牛はケニア西部の一部、特にカカメガ郡で人気が高い。郡内マリンヤ(Malinya)スタジアムでは、新年を祝う闘牛大会が毎年行われ、数千人の観客が訪れる。

 大会は、コミュニティーの団結が祝福をもたらすと信じるケニア第2の民族ルヒヤ(Luhya)が主催している。

 大会では、2年連続で「エムバペ」と名付けられた牛がチャンピオンに輝いた。この牛を所有する家族の一員、アンドリューさんは「闘牛の発祥は、ルヒヤに関係する二つのグループにさかのぼることができる。きょうだいのようなグループで、我々は闘牛の文化を誇りに思っている」と語った。(c)AFP