昨年4月に公開された汝矣島漢江公園の船着場鳥瞰図=ソウル市提供(c)news1
昨年4月に公開された汝矣島漢江公園の船着場鳥瞰図=ソウル市提供(c)news1

【01月06日 KOREA WAVE】ソウル市のオ・セフン(呉世勲)市長が力を入れる事業「グレート漢江プロジェクト」。その一環として汝矣島に「ソウル港」が今年、本格着工を控えている。そんななか、ソウル市は「水上ホテル」建設も本格検討に入った。

「水上ホテル」はオ市長が前回市長を務めた約10年前に推進した「漢江ルネサンス1.0」にも盛り込まれたアイデアだ。当時は国際路線を運航する「ソウル港」の中に水上ホテルも入る内容が盛り込まれたが、ソウル港事業自体が失敗に終わり実現しなかった。

今回は「ソウル港」が仁川(インチョン)や済州島(チェジュド)まで運行する国内線の海上観光ルートとして造成され、「水上ホテル」建設計画は別途に分離された。

市は1000トン級クルーズ船3隻が接岸できる「ソウル港」を今年着工し、2025年末~2026年初めに完工する計画で、その後、汝矣島近隣に水上ホテルも建設する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News