現場検証をする仁川海洋警察署の関係者ら(c)news
現場検証をする仁川海洋警察署の関係者ら(c)news

【01月05日 KOREA WAVE】韓国・仁川(インチョン)地裁は先月21日、事故を偽装し妻を殺害したとして殺人罪に問われた男性被告(30)に懲役23年を言い渡した。

判決によると、被告は昨年7月15日午前3時すぎ、仁川市中区の海岸で釣りをしていた30代の妻を海に突き落とし、石で頭を数回殴って殺害した。

被告は海洋警察に「妻と釣りを楽しむためキャンプに来た。荷物を取りに車に行っている間に妻が海に流された」と説明していた。

しかし、現場付近に設置されていた防犯カメラの映像や被告の携帯電話の分析から、警察は妻を殺害したと断定した。検察は懲役30年を求刑していた。

地裁は「犯行は計画的で、被害者を十分救える状況だったのに救わなかった」と指摘した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News