【1月5日 AFP】東京国際(羽田)空港(Haneda Airport)の滑走路で日本航空(JAL)の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で5日午前、炎上した日航機の撤去作業が開始された。

 羽田空港からのテレビ映像では、焼け焦げた機体を切断・分解する作業員の姿が確認された。一方、海上保安庁も事故機や残骸の撤去が進行中だとしている。

 事故で日航機は、乗客乗員379人全員が脱出することができた。一方、能登半島地震の被災地に救援物資を搬送する予定だった海保機は、乗員6人のうち5人が死亡した。

 事故の原因究明はフランス、英国、カナダの専門家チームの協力を得て調査が行われている。これまでに海保機のフライトレコーダーとボイスレコーダー、日航機のフライトレコーダーが発見されている。(c)AFP