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【01月04日 KOREA WAVE】韓国で男性バス運転手が女性客1人を乗せて営業運転中、車内で紙コップに小便をする問題を起こした。女性は警察に処罰するよう求めたが、結果はバス会社への反省文1枚だった。

韓国紙・中央日報によると、20代女性が先月17日午前、ソウル江南駅三(カンナム・ヨッサム)駅から良才(ヤンジェ)ペトロ病院に向かうバスに乗った。すべての乗客が駅三駅近くで降り、車内は70代の運転手と女性だけになった。

運転手は「お嬢さん、振り返らないで」と言って、いきなり紙コップに小便をした。直接目撃してはいないが「ちょろちょろ」という音を聞いたという。

紙コップに入った小便を外に捨て、席に戻った運転手は「お嬢さんどこに住んでいるの?」と声をかけるなどした。

女性が下車する時に「後ろで何をしていたのか」と尋ねると、運転手は「恥ずかしいことをした」と答えた。

女性は背筋が凍る思いがし、直後に京畿道始興市庁に知らせたが「始興市レベルで別途の措置は難しい」との返事。警察も「小便をしただけでは刑事処罰は難しい」と説明した。

このバスを運行していた始興交通側は「不適切な行動を運転手自身も認めて反省文を会社に提出した。運転手はその路線から外した」と述べた。

ある弁護士は「女性は性器を見ておらず、バス運転手が『振り返るな』と言っているので、公然わいせつ罪の成立は難しそうだ。軽犯罪処罰法違反は成立するのでは」と指摘している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News