【01月04日 KOREA WAVE】
パク・ユチョン(c)NEWSIS
パク・ユチョン(c)NEWSIS

韓国の芸能事務所ハブファントゥゲザーが歌手で俳優のパク・ユチョンと前所属事務所リシエルロに損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は昨年12月20日、パク・ユチョンと前所属事務所に共同で5億ウォン(約5500万円)支払うよう命じる判決を出した。パク・ユチョンのアルバムと映像制作など芸能活動を差し止める請求は棄却した。

リシエルロからパク・ユチョンのマネジメント権を独占的に委託されていたハブファントゥゲザーは、パク・ユチョンがリシエルロを通じて活動を続けているとして放送出演や芸能活動禁止を求める仮処分を申請。2021年に認める決定が出た。しかし、その後もパク・ユチョンが芸能活動を続けたため、損害賠償を求めていた。

判決は、パク・ユチョンが原告の同意なしにリシエルロを通じて芸能活動をしたことを認め「専属契約や仮処分決定に違反しており、原告に対して債務不履行や不法行為に伴う損害賠償責任を負う」と判断した。

賠償金額については、パク・ユチョンが2021年7月ごろから専属契約期間が終了する2024年12月31日までに原告を通さず芸能活動をすることで発生する損害を5億円と見積もった。

ただし、判決は「原告はパク・ユチョンが原告を通さず芸能活動をすることを前提に損賠請求しており、活動禁止請求はできない」として一部請求を棄却した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News