【1月4日 AFP】テニス、ブリスベン国際(Brisbane International 2024)は3日、女子シングルス2回戦が行われ、出産を経て復帰した元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-3、6-7(4-7)、4-6の逆転で前回覇者のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に敗れた。

 大坂は試合後、「非常に残念」と敗退を悔しがりつつ、「トレーニングと努力を続けていけば、最終的には自分が望む場所にたどり着けると分かっている」とコメント。「数週間前まではみんなと戦えるか不安もあった中で、個人的にはコートに立つということだけでも一つの勝利」と前を向き、「この2試合で自分がよくやれていることをある程度証明できたと思う。この1年はここから良くなっていくだけ」と話した。

 プリスコバとの対戦については「彼女は素晴らしいサーブがあるから難しい。自分のブレークポイントではもう少しうまくやれたかもしれないが、それを除けば互いにいいプレーをしていたと思う」と振り返った。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂は、昨年7月の長女出産などを経て、今大会が2022年9月以来の復帰戦だった。1回戦ではタマラ・コルパッチ(Tamara Korpatsch、ドイツ)に快勝していた。(c)AFP/Andrew DENT