IU=EDAMエンタテインメント提供(c)NEWSIS
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【01月02日 KOREA WAVE】韓国の歌手IU(イ・ジウン)を著作権侵害容疑で警察に告発した人物が特定された。IU側は告発内容がIUを傷つけるためのでっち上げだとして、氏名不詳のまま損害賠償請求訴訟を起こしていた。

ソウル江南(カンナム)警察署が12月初め、告発人と推定される人物の情報を民事訴訟が係争中のソウル中央地裁に提出した。

同署は昨年5月、IUが作曲した曲が著作権を侵害しているという趣旨の告発状を受け付けた。告発対象は「ピッピ」や「セレブリティ」など計6曲。しかし、IUはこのうち「セレブリティ」しか作曲しておらず、この曲についても著作権侵害の指摘部分がIUのパートとは異なることなどから同署は告発を却下した。

これを受けてIU側は同9月、氏名不詳の告発人に約3000万ウォン(約330万円)の損害賠償を求めて提訴。地裁を通じて捜査機関に告発人の人的事項を照会していた。

告発人が判明したことで損害賠償請求訴訟の進行は加速するとみられる。また、IU側は同10月、告発人を名誉毀損容疑などで告訴することも視野に入れていると予告しており、追加で法的対応を取る可能性もある。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News