【12月29日 AFP】フランスで最も愛されている俳優の一人、ソフィー・マルソー(Sophie Marceau)さんは28日に公開されたインタビューで、レイプ容疑で告発されている名優ジェラール・ドパルデュー(Gerard Depardieu)さんについて、共演時の振る舞いは「粗野で不適切」で、人気女優ではなく地位が低い女性を標的にしていたと振り返った。

 マルソーさんは、1984年の映画『ソフィー・マルソーの刑事物語(別題:ポリス、Police)』でドパルデューさんと共演した。

 マルソーさんは仏週刊誌パリ・マッチ(Paris Match)のインタビューで、撮影時のドパルデューさんの態度は「粗野で不適切」で、「大女優ではなく、地位が低いアシスタントを標的にしていた」と語った。

 さらに、「下品な挑発が常とう手段だった」とし、「だからこそ誰もが彼を愛した」との見方を示した。

 マルソーさんは当時、「耐えられない」と感じ、ドパルデューさんの態度について公に非難した。しかし、多くの人に反発され、「邪魔者扱い」されたという。(c)AFP/Jurgen HECKER