【12月26日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は26日、同国空軍がロシア軍黒海(Black Sea)艦隊の揚陸艦を攻撃したとしてSNSの投稿で称賛した。

 ゼレンスキー氏は「水中にいるロシアの黒海艦隊の船を補充させたわが空軍の素晴らしい働きに感謝する。占領者たちはウクライナで平穏な場所を得ることは決してできないだろう」と記し、攻撃した軍艦が沈没したことを示唆した。

 ウクライナ国防省は同日、X(旧ツイッター)への投稿で、クリミア(Crimea)半島フェオドシヤ(Feodosia)の港でロシア海軍の揚陸艦「ノボチェルカッスク(Novocherkassk)」を破壊したと発表した。

 同省は夜間、炎と煙が上がっている港の写真も投稿。「ウクライナの航空隊は素晴らしい仕事をした。クリミアはウクライナだ。占領軍の艦隊に居場所はない」と述べた。

 一方、ロシア側もこの事実を認めた。大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官によると、セルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は同日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、フェオドシヤの港がウクライナ軍に攻撃され、ロシア海軍の揚陸艦が破壊されたと報告した。(c)AFP