【12月26日 CGTN Japanese】建設中の、主橋部分が世界最長のスパンの斜張橋である常泰長江大橋の建設工事は22日、大きな進展を収めました。同日、中国東部の江蘇省泰州市側の天星洲航路部分の橋で、橋げたの連結作業が順調に終わりました。橋のこの部分は世界最長の388メートルのスパンの道路鉄道併用の鋼けたアーチ橋です。

 常泰長江大橋は2019年10月に着工し、2025年上半期に完成する予定です。この橋は世界初の高速道路、都市間鉄道、一般道路を一体化させた橋で、江蘇省の常州市と泰州市を結ぶ、長江経済帯の立体的交通プロジェクトの一部です。長江沿岸の港やふ頭を結ぶ水運の必要を満たすために、長江の主航路をまたぐメインスパン1208メートルの主橋以外にも、泰興市に属する川中島である天星洲と常州市の録安洲にそれぞれ橋を設置し、いずれの部分でも橋の交通と長江の水運を両立させます。

 天星洲航路にかけられる橋はメインスパンが世界最長の388メートルの、道路鉄道併用の鋼けたアーチ橋です。橋のこの部分では全体で約4万トンの鉄鋼や47万セット高強度ボルトが使用されます。架設作業は2022年1月に始まり、これまで23か月が費やされました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News