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【12月24日 KOREA WAVE】妊婦が超微小粒子 (UFP) にさらされると血圧と中性脂肪が高くなり、妊娠糖尿病のリスクが増加するなど代謝性疾患のリスクが高くなることが、韓国の梨花(イファ)女子大学チームの研究で明らかになった。

梨花女子大学木洞(モクトン)病院産婦人科のキム・ヨンジュ教授らは高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院、梨花女子大学ソウル病院など7つの大学病院を受診した妊婦を対象に、超微小粒子(粒子サイズ2.5マイクロメートル未満)を浴びた量を推定し、代謝性疾患との関連性を分析した。

キム教授チームは妊娠に測定器を配布し、少なくとも1週間以上、超微小粒子濃度を測定。屋外では妊婦が作成した粒子状物質露出危険度とリアルタイム露出程度アンケートなどに基づいてで個人別に推算した。

その結果、単胎児妊婦333人のうち超微小粒子濃度10マイクログラム/立方メートル以上にさらされた妊婦は妊娠第3四半期(妊娠28週以降)に血圧と中性脂肪、妊娠性糖尿病の増加傾向が現れた。

特に妊娠第3四半期の女性が25マイクログラム/立方メートル濃度の超微小粒子に露出した場合、10マイクログラム/立方メートルの時より血圧上昇と妊娠性糖尿病危険度がそれぞれ2.2倍、2.3倍高かった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News