【12月24日 AFP】23-24スペイン1部リーグは23日、第4節延期分の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は残り20分で10人の戦いを強いられたものの、1-0でセビージャFC(Sevilla FC)を下して3位に浮上した。

 荒天のため9月から延期されていた一戦で、アトレティコはハーフタイム明けに交代出場したマルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)がわずか1分後にこの試合唯一の得点を決めた。

 ジョレンテは、セビージャのセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がクロスをクリアし損ねたところを突き、角度がないながらも相手GKを破るシュートを決めた。

 しかし、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督の交代策のすべてがうまく機能したわけではなく、66分に投入されたチャグラル・ソユンク(Caglar Soyuncu)が、その4分後にルーカス・オカンポス(Lucas Ocampos)を後ろから削って一発退場となった。

 アトレティコは首位レアル・マドリード(Real Madrid)、2位ジローナ(Girona FC)との勝ち点差を7に縮め、ポイントで並んだFCバルセロナ(FC Barcelona)を得失点差で抑えて3位につけている。

 一方でセビージャは、降格圏の18位につけるセルタ(Celta de Vigo)とわずか3ポイント差の15位で2023年を終えた。(c)AFP