就職支援相談所が運営されている(c)NEWSIS
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【12月22日 KOREA WAVE】韓国の雇用は好調なのに、経済を支える要の30~40代の「休んだ」人口が持続的に増加している。

「休んだ」とは病気や障害がないが、就職準備や育児・家事、学業などをせず文字通り休んだことを指す。求職意思がなく「非経済活動人口」に分類されるため失業率統計にも含まれない。

統計庁の2023年11月雇用動向によると、11月に「休んだ」人口は8000人減少し、昨年12月以来11カ月ぶりに減少に転じた。

最近、雇用関連指標は好調で、先月の15歳以上の雇用率は63.1%と11月としての歴代最高、失業率は2.3%で同じく歴代最低を記録した。

だが、要となる30~40代の休んだ人口は増加した。30代は6カ月連続の増加で11月は3万5000人増。40代も4カ月連続の増加で11月は1万人増えた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News