【12月22日 AFP】ペルーの野生動物当局は21日、首都リマのホルへ・チャベス国際空港(Jorge Chavez International Airport)でアマゾン(Amazon)熱帯雨林原産の生きたカメ約4000匹を押収したと発表した。

 当局の発表によると、カメはインドネシアに輸出されるところだった。

 南米最大のオオヨコクビガメの幼体とモンキヨコクビガメなどが、段ボール箱に入った小型の透明プラスチック容器に入れられていた。

 両種ともワシントン条約(CITES)の付属書IIに記載されており、取引には追跡と許可が必要となっている。

 国際自然保護連合(IUCN)は、モンキヨコクビガメを危急種(VU)に指定している。(c)AFP