【12月22日 AFP】23-24スペイン1部リーグは21日、第18節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は10人になりながらも後半アディショナルタイムにルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が決勝弾を挙げてアラベス(Alaves)に1‐0で勝利し、首位に浮上した。

 同日の試合で、今季驚きの快進撃を見せて前節まで首位に立っていたジローナ(Girona FC)がレアル・ベティス(Real Betis)と1‐1で引き分けており、バスケスのゴールがチームを再びトップに押し上げた。

 ホームのアラベスに苦しめられていたレアルは、54分にナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')が退場処分を受けたものの、92分にトニ・クロース(Toni Kroos)のCKからフリーになったバスケスが頭で合わせ、今季初ゴールを挙げた。

 この試合がドローに終わればジローナは首位で新年を迎えることになったが、勝ち点45で並んだレアルは得失点差で首位再浮上となった。

 敵地に乗り込んだジローナは、前半にウクライナ代表のアルテム・ドブビク(Artem Dovbyk)がPKから今季11点目を挙げて4連勝を飾るかに思われたが、残り2分でヘルマン・ペッセッラ(German Pezzella)に同点弾を許した。ジローナが勝ち点3を獲得できずに終わったのは、これがわずか4度目となっている。

 またレアル・ソシエダ(Real Sociedad)はカディス(Cadiz CF)とスコアレスドローに終わり、6位のままとなった。

 スペイン1部リーグはこれで冬季休暇に入り、次節は来年1月2日から順次開催される。(c)AFP