ソウル江南区大峙洞(カンナムグ・テチドン)の塾街(写真は記事の内容とは関係ありません)(c)news1
ソウル江南区大峙洞(カンナムグ・テチドン)の塾街(写真は記事の内容とは関係ありません)(c)news1

【12月19日 KOREA WAVE】韓国政府が塾や予備校の不法に高額な授業料の取り締まり方針を打ち出したにもかかわらず、法令の基準の2倍近い授業料を取ることが常態化していることが分かった。

教育省の塾・予備校の単価現況によると、ソウル江南(カンナム)・瑞草(ソチョ)区で1分当たり5000ウォン(約555円)の授業料を申告したのは計55カ所だった。

1分当たり5000ウォン、1時間30万ウォン(約3万3300円)は江南瑞草教育支援庁が塾法に基づいて定めた教習費上限線だ。

しかし、news1の取材では、多くの塾が教育支援庁に申告した授業料より高い金額を受け取っていることが確認された。

ある入試専門学院の関係者は取材に「今年の授業料は1回1時間50万ウォン(約5万5500円)。それでも空きを待ってもらう状況だ」と話した。

別の塾は1時間55万ウォン(約6万円)だというが、この2つの塾だけではない。授業料を1分5000ウォンと申告した10の塾に問い合わせた結果、1時間に50万~55万ウォンを取っていた。

関係者は「学習街・大峙洞(テジドン)の塾の授業料は大部分が1時間に50万~60万ウォン台だ」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News