【12月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の選手が、3日に行われたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で主審を取り囲んで判定に抗議した件で、イングランドサッカー協会(FA)は18日、シティに罰金12万ポンド(約2180万円)を科したと発表した。

 3-3の引き分けに終わったこの試合では、終了間際にシティのアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が相手選手から遅れてタックルを受けた場面で、当初はアドバンテージを取ったサイモン・クーパー(Simon Hooper)主審がファウルのあったところまでプレーを巻き戻した判定が物議を醸した。

 ハーランドは立ち上がってジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)にスルーパスを通していたため、クーパー主審の笛によって得点の可能性を摘まれたシティの選手が猛反発。特にハーランドは激怒し、試合終了後もX(旧ツイッター)などで困惑をあらわにしていた。(c)AFP