【12月18日 AFP】23-24フランス・リーグ1は17日、第16節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は終盤に同点ゴールを許し、リール(Lille OSC)と1-1で引き分けた。

 首位PSGは敵地で勝ち点3を手にして2位ニース(OGC Nice)に7ポイント差をつけるかに思われたが、20-21シーズン王者のリールは気概を見せて4位の座を守った。

 PSGは66分、リュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)が相手エリア内で倒されて均衡を破る絶好のチャンスを手にすると、このPKからキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が今季リーグ戦16点目を挙げて先制した。

 それでもリールは後半アディショナルタイム4分、アダム・ウナス(Adam Ounas)のシュートをGKアルナウ・テナス(Arnau Tenas)に足で防がれたこぼれ球を、ジョナサン・デイヴィッド(Jonathan David)が頭で押し込み、同点に追いついた。

 PSGのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は「80分間はとても完成された試合をしたが、最後の10分で少しコントロールを失った」と述べた。

 復調しているオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は、ミカエル・ムリージョ(Michael Amir Murillo)とアミーヌ・アリ(Amine Harit)が決めた前半のゴールで、クレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)に2-1で勝利した。

 ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督率いるマルセイユはハーフタイム直後に失点を喫したもののそのまま逃げ切り、リーグ戦4連勝を飾った。(c)AFP