【12月17日 AFP】ボクシング、WBO・IBF世界フライ級王座統一戦は16日、米アリゾナ州グレンデール(Glendale)のデザート・ダイヤモンド・アリーナ(Desert Diamond Arena)で行われ、WBO王者のジェシー・ロドリゲス(Jesse "Bam" Rodriguez 、米国)が9回TKO勝ちで無敗のIBF王者サニー・エドワーズ(Sunny Edwards、英国)を下し、2団体統一に成功した。

 優勢に試合を進めていたロドリゲスは9回、強烈な左で顎をとらえると、エドワーズは膝をついて顔面からキャンバスに崩れ落ちた。エドワーズは立ち上がったものの、ラウンド終了後に陣営からレフェリーにストップの声がかかった。

 昨年2月に獲得したWBCスーパーフライ級王座を2度防衛した後、階級を一つ落としたロドリゲスは、今年4月に空位になっていたWBOフライ級王座を獲得。この試合を制して戦績を19勝(12KO)0敗とした。

 一方、試合終了時点で両目の上を切っていたエドワーズは、通算戦績が20勝(4KO)1敗となった。(c)AFP