【12月15日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)は14日、グループステージ第6節の試合が各地で行われ、グループBのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は1‐0でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を下し、16強入りを決めた。

 両チームはともに組2位以内を確保していたが、ブライトンはこの勝利で首位の座を手にして来年2月のプレーオフを回避することになった。

 トップに立つには勝利が必要だったブライトンは長い時間マルセイユを崩すのに苦労したが、88分にジョアン・ペドロ(Joao Pedro)がペナルティーエリア内での見事なフットワークからゴール上隅にシュートを蹴り込み、今大会6点目を挙げた。

 一方でグループCのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)は3‐2でレアル・ベティス(Real Betis)を退け、逆転で16強入りを決めた。

 レンジャーズは試合時間残り十数分では2‐2の同点という状況で、ヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2023-24)行きに直面していた。しかし、レンジャーズは78分にケマー・ルーフ(Kemar Roofe)が決勝点を挙げ、チームは一気に組3位から首位に浮上し、決勝トーナメント行きを決めた。

 一方でリバプール(Liverpool FC)は、若手を多く起用する中でユニオン・サン・ジロワーズ(Union Saint-Gilloise)に1‐2で敗れた。

 グループE首位突破を決めているリバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、週末に控えるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦を見据えて、20歳かそれより若い6選手を先発に起用。先制を許した後に一時は追いついたものの、前半終了間際にカメロン・プエルタス(Cameron Puertas)に決勝点を奪われた。

 またグループAのウェストハム(West Ham)は2‐0でSCフライブルク(SC Freiburg)に、グループFのビジャレアル(Villarreal CF)は3‐2でレンヌ(Stade Rennes FC)にそれぞれ勝利し、両チームが組首位での突破を決めている。(c)AFP