【12月14日 AFP】フィンランド・ビロラハティ(Virolahti)で13日、ロシアとの国境にあるバーリマー(Vaalimaa)検問所の再開準備が進められた。検問所には再開を待つ車が列を作っていた。

 フィンランドは、ロシアが移民を意図的にフィンランド側へ送っていると非難。移民流入の増加を受け、11月中旬にはロシアとの国境にある検問所8か所のうち4か所を閉鎖した。その後、最北部の1か所のみ開けていたが、最後の検問所も11月末で閉鎖していた。

 ペッテリ・オルポ(Petteri Orpo)首相はしかし、今週に入って、14日から2か所の検問所を再開すると発表。「良い方向への変化」を評価するためとしており、移民流入が続けば、再び閉鎖する意向を示した。(c)AFP